自動ドアのスイッチを色々なところに設置したい

自動ドア

Amazonに売っていた

先日、自動ドアのスイッチを買った。

そしたら、思ったよりも人生が豊かになったのでご紹介したい。

 

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じきるう
じきるう編集長
CRAZY STUDY編集長。本業ではわりと真面目なメディア『Workship MAGAZINE』の編集長をやっている。グーで殴られるのが苦手。
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Switchがある生活(自動ドアの)

 

自動ドア at トイレ

▲自動ドアのトイレ(かに道楽 上野店

きっかけは、ご飯屋さんで「自動ドアのトイレ」を見かけたことだった。なんだこれは。こんなの初めて見たぞ。

ふだんお店の入り口でしか見かけないスイッチが、トイレについている。それだけでなんだか、リッチな雰囲気を醸し出しているではないか。

ふつうは自動じゃないところが自動だと、感動を覚える。

 

ボクも自宅のトイレの扉に、スイッチを貼り付けたい。ぜいたくな生活を送りたい。

 

自動ドアのスイッチ

▲自宅に届いた自動ドアのスイッチ

というわけで、買った。しれっと書いているが、じつは購入までに半年かかっている。

購入までに時間がかかったのは、その価格が理由だ。7,150円した。ラーメンならゆうに7,8杯は食べられる金額だ。半年のあいだに2kg太ってしまったので、購入に踏み切った。

 

自動ドアスイッチ ピン写

▲販売元の竹中エンジニアリング株式会社は、センサーを中心としたセキュリティ情報機器で国内トップシェアをほこる優良企業。今年でちょうど創業60年をむかえた。めでたい!

「トイレを自動ドアにしたい」と願ってから、半年と3日かけて我が家に到着した自動ドアのスイッチ。

ぜひアップで見てほしい。この色、ツヤ、形。すべてが無骨で機械的。

日本の技術力がこのスイッチに込められているといっても過言ではない。

 

中身

▲プラスねじを一本回すだけで、かんたんに分解できる

と、思ったら中はこんな感じになっていた。意外とシンプルなつくりである。

ふだん見ることのない自動ドアスイッチの内側。見てはいけないものを見てしまったようで、なんだかドキドキする。

 

自動ドアボタン

▲赤いボタンの部分は、カチカチと良い押し心地である

この赤いボタンの部分が押されることで通電し、ドアが開く仕組みになっているようだ。逆にいうと、赤いボタン以外の部分は反応しにくい。

なお、微妙に下のボタンのほうがしっかりとした押し心地がある。下のほうが反応は良さそうだ。

 

自動ドアスイッチ押すべき場所

▲押すべき場所

つまりこのタイプの自動ドアスイッチは、「押して下さい」の「て」のあたりを押すのがベストだ。

次点として「動」の部分も反応が良さげである。

なお自動ドアスイッチ初心者は「PUSH」の部分を押してしまいがちだが、じつは「PUSH」の位置はあまり反応がよくない。

実際にスイッチを買った者だからこそ分かった知見である。はい、ここテストに出ますよ。

 

ここで一旦CMです


自動ドアスイッチを色々なところに設置しよう

 

さあ、眺める時間は終わりだ!!

さっそくドアに貼ってみよう!!

 

トイレ

▲トイレの白い扉に、凛とたたずむスイッチ

まずは当初の目的。自宅のトイレに扉に、スイッチを設置してみよう。

するとどうだろう。ドアを開けるための機構が「ドアノブ」と「スイッチ」の2つになってしまった。リッチでかっこよくなると思ったのに、なぜだかばかっぽくなってしまったぞ。

もちろん、自動ドアスイッチを扉に貼り付けただけでは、扉は開かない。そもそもこのスイッチは引き戸専用である。

 

しかし、これでいいのだ。

「自動ドアのトイレ」がぜいたくなのではなく、「自動ドアスイッチのついたトイレ」こそがぜいたくなのだ。

この調子で、ほかのドアもどんどん自動っぽくしてやろうではないか!

 

自宅を自動ドア化

▲玄関の扉に設置されたスイッチ。意外と色味がマッチしている

つづいて玄関の扉を自動っぽくしてみた。

我が家をおとずれた人は、まず間違いなくこのスイッチを押すだろう。

もちろん、押してもなにも起こらない。完全なるインテリア(7,150円)である。

 

擬態する自動ドアスイッチ

▲リモコン群のなかに設置される、ステルススイッチ。まぎらわしい

ところでこのスイッチには、「ドア専用」なんて文字はどこにも書いてない。つまり、ドア以外にも貼っていいということではないだろうか。

というわけで、家庭用リモコン群のなかにスイッチをまぎれ込ませてみた。

「色が銀ベースだし、あんまり合わないかな?」と思ったが、予想外に馴染んでしまったので困惑している。

なにが自動なのかはよくわからないが、このスイッチの新たな可能性を感じることができた。

 

MacBookに貼られる自動ドアスイッチ

▲ステッカーのようにPCに貼られるスイッチ。でっぱりがすごい

PCにスイッチを貼ってみた。

色合いがマッチしていて美しい、パーフェクト。でっぱりがやや気になるが、そこまで違和感はない。

このスイッチを押すことで、自動でPCが起動するに違いないぞ!(そんなわけはない)

 

自動ドアスイッチと共に出かける

▲胸ポケットに入れて出かけよう!(周りの人からは怪訝な目でみられた)

このスイッチは、想像以上に我が家に調和してしまうことが分かった。なるほど、おまえに家のなかは狭すぎた。

そもそもこのスイッチを見かけるのは、もっぱら外出先ではないか。

そうだ! 自動ドアスイッチをもって、外に出かけよう!!

 

自動ドアスイッチ in 居酒屋

▲居酒屋のテーブルに設置されるスイッチ。 おして ほしそうに こちらをみている!

居酒屋のテーブルにスイッチを置いたところ、とたんに「注文ボタン」っぽい雰囲気が出てきた。

これを押せば、店員さんが注文を取りにきてくれるに違いない(来なかった)。

 

エスカレーター

▲エスカレーターに設置されるスイッチ。あたまの中でドナドナが流れた

エスカレーターを自動にしてみた。元から自動だった。

 

押しボタンと自動ドアスイッチ

▲押しボタンとともに設置されるスイッチ。吸盤で貼り付けた

交差点の押しボタンのとなりに設置してみた。

決して交わることのなかった二人の、夢のコラボレーションである。酔っ払っていたらスイッチのほうを押しちゃうかもしれない。

 

電柱に自動ドアスイッチ

▲街路灯に設置される自動ドアスイッチ。街中にこれがあったら押したくなるよね

その辺のおしゃれな街路灯に取り付けてみたところ、何が起こるかわからないワクワク感が生まれた。

これ、押したらきっと変形するんだろうな。

 

自動ドアスイッチ on the ブロック塀

▲ブロック塀に設置されるスイッチ。超芸術トマソンの一種かもしれない

ブロック塀に貼り付けてみたら、地下ダンジョンにつながる階段があらわれそうな雰囲気が出た。押してみよう、ポチッとな。

どうやら、本来あるはずのない場所にスイッチがあると、SF(すこし不思議)な物語が生まれるようだ。日本スイッチ学会に論文を提出しよう。

 

自動ドアスイッチ on 自動ドアスイッチ

▲人感センサーの自動ドアに設置される、自動ドアスイッチ。休業日だったので人感センサーは作動しなかった

人感センサーの自動ドアに、自動ドアスイッチを設置してみた。

元から人感センサーで開くのに、わざわざ自動ドアスイッチを設置するのはどういうことなのだろうか。

自動ドアスイッチを押そうと思ったら人感センサーで扉が開いてしまい、「おっとっと……」となる未来が見える。でもそんな日があってもいい。

 

ダブルボタン

▲自動ドアスイッチのとなりに設置される自動ドアスイッチ

同じ型のスイッチのとなりに、追加で設置してみた。自動ドアのスイッチマシマシだ。

ただただ、ややこしくなった。

余談だが、このお店は「自」と「さ」の部分に赤いシールを貼っている。自動ドアスイッチの反応しやすい場所を、よく分かってらっしゃる……。

 

自動ドアスイッチのレプリカをつくろう

 

自動ドアのスイッチをたっぷり堪能したところで、ひとつの疑問が浮かんだ。

 

「これ、レプリカでいいんじゃないか?」

 

元も子もない話だが、そもそもこの記事では自動ドアスイッチを本来の使い方で用いていない。あくまでインテリア的なものだ。

それなら、レプリカでいいだろう。よし、つくろう。

 

紙粘土

 

自動ドアスイッチ レプリカ

 

自動ドアスイッチと、紙粘土でつくったレプリカ

なんとなく、「安物買いの銭失い」という言葉が脳裏に浮かんだ。

自動ドアスイッチは、素直にAmazonで買おう。

 

(執筆:じきるう 編集:少年B

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