「物を買うのに迷ったら、無印良品で買いんさい。」おばあちゃんが言っていた。
良いものを良い値段で。みなさんも何かしら無印良品のお世話になっているのではないだろうか。
今回はそんな無印良品にある最高のサービスを紹介させてほしい。
「刺繍工房」
無印良品で購入した布製品に、オリジナルの刺繍ができるサービスである(有料) 。文字はもちろん動物や果物のマークなど200種類以上の中から選べる。
このマークが本当に良すぎる。参考までに以下のものを見てほしい。
(公式ページより引用)
良すぎでは??!
素朴で抜け感のあるデザインがかわいい。全部かわいい。予算度外視でいいなら全タイプ靴下に刺繍したい。そしてチラッと見えるオシャレを楽しみたい。繰り返すこのチラリリズム。あの行動はまるで恋だね。
わたしも刺繍工房で自分だけのオリジナルアイテムを作るぞ!
無印良品へ行こう
刺繍工房は全国25か所で実施されている(2019年12月現在)。全店舗でやっているサービスではないので、そこだけ注意してほしい。 実施店舗が近所にある人はラッキー。この記事を読んだら今すぐ無印良品へ行こう。
専門的なミシンが鎮座している。鎮座ドープネス。ワクワクしてきた……!
やはり良い……。サンプル台帳をニヤニヤしながら眺める。ニヤニヤしてしまうのは仕方ない。ページをめくるたびにかわいいが溢れてくるから。おじいちゃんが言っていた。「かわいいは正義」だと。
あ、カニだ。正義。
何に何を縫うか? 悩むこと能動的3分間。サコッシュに刺繍することにした。
マークは何にする?
ヒョウ!! キミにきめたっ!!!
わたしは最近『タピオカ動物園』という記事を書いたのだが、きっかけとなったお店の看板にヒョウがいたのだ。そしてわたしの好きなスニーカーブランドはオニツカタイガー。タイガーとヒョウ、似てるね。無理やりかもしれないがヒョウは非常に縁があるのだ。
ブラックのサコッシュ。ヒョウのイエローが映えるはず。
次は刺繍する場所を決める。「サコッシュのド真ん中に刺繍すると幼い感じになる」と店員さんからアドバイスがあり、刺繍場所はやや上に設定した。こうやってマスキングテープで囲って決める。はじめは右下に刺繍したかったんだけど「ミシンの台座が届かないから無理」と言われた。ぴえん。
わたしは決意した。決められた枠の中で精いっぱい踊ってみせると。見てろ、俺の本気ダンス。
あとは必要事項を記入して申し込みは終わり。納期は最短で即日だが、だいたいは一週間後とのこと。
マジで楽しみだ。感情が顔に出ないよう、すまし顔で退店する。バレると恥ずかしいから。
受取り当日
忘れられないの。サコッシュの仕上がりはどうなったのか。気になる。受取り日ピッタリに無印良品へ戻ってきた。「こいつめっちゃ楽しみにしてるやん」と思われるかもしれないが、もうそれでいい。早く完成品に会いたい。
この気持ち、簡単に冷める気もないから
「とりあえずアレ下さい〜」
店員さんを呼んで、完成品と遂にご対面。
ヒョウのサコッシュ、スタイリッシュ~!!
刺繍の位置もバッチリ。真ん中よりちょい上。そう、ここが正解。
漆黒のサコッシュの中、歩くヒョウは何を思う。瞬間的にシックスセンスを刺激する仕上がりになった。
刺繍工房、良すぎでは?
部屋とパーカーとサコッシュ。そして筆者。
今までの買い物にワンポイント刺繍を入れることによってグッと愛着が沸くし、なにより刺繍を選んだりする行為自体が楽しい。かなり気に入った。この写真の笑顔が証拠である。サコッシュの値札はその場で切って、すぐに使用することにした。
このまま君を連れて行くと、ていねい、ていねい、ていねいに使うよ。
無印良品の刺繍サービス「刺繍工房」。
気になったらお近くの実施店へ行ってみてください。なにか刺繍してツイートで教えてくれますと、喜んで見に行きます! プレゼントにも最適ですね。
この記事が、みなさんのきっかけになりますように。
それでは!
(執筆:マサキマサユキ)
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