料理っていいですよね!?
いきなり圧が強くてすみません。でも僕は料理が好きなんです。レシピと材料さえあれば無限の美味が楽しめるし。
そして料理の大事な要素に、盛り付けというのがあります。
味だけではなく見た目でも楽しめるようにすることで、料理はより映えるようになります。
そして特に盛り付けが華やかなのは、フランス料理だと思います。
でもフランス料理って普段なかなか食べないな……値段も格式も高そうだし……。もっと身近にフランス料理を感じたい!
という事で今回は、僕にとって身近な料理である和食を、フランス料理のように盛り付けてフレンチを身近に感じてみたいと思います。
和食をフランス料理みたいに盛り付けたら一体どうなるのか? やってみましょう。
肉じゃが
一番最初に作るのは、和食の中でも特に身近な肉じゃがです。
様々な食材が使われていますが、フランス料理っぽく盛り付けるとどうなるのでしょうか。
まずは、作るところから始めます。
というわけで肉じゃがが完成しました。
普通の盛り付けでも十分ですが、これをフランス料理っぽく盛り付けるといったいどんなふうになるのでしょうか?
それがこちらです。
ちょこん
皿の中央に小さく盛られています。そしてさやえんどうの傾け方で一気にフランス料理っぽくなりますね。
煮汁を皿のふちにソースのように垂らせば、さらに「っぽく」なります。
……え? これフランス料理じゃ無くねって?
残念ながら、これ以上はフランス料理っぽく盛り付けることが出来ませんでした。肉じゃがが持つ「フレンチポテンシャル」は低めかもしれません。
- 見た目
☆☆☆- 美味しさ
☆☆☆☆☆- フレンチポテンシャル
☆☆
味噌汁
次は味噌汁です。日本の日常に欠かせない料理ですね。
まずは、普通に作ってみます。
できました。いたって普通の味噌汁ですね。
それをフランス料理っぽく盛り付けるとこうなります。
皿の上に皿
洗い物が増えてしまう。
味噌汁とは思えないほどミニマムな盛り付け。豆腐は3つしか乗ってなく、ワカメに至っては一枚です。食材を味わうチャンスが少なすぎる。頑張れば3口で完食できます。
スプーンで食べました。
- 見た目
☆☆☆☆- 美味しさ
☆☆☆☆- フレンチポテンシャル
☆☆☆
冷ややっこ
3つ目は冷ややっこです。
まずはいつも通り普通に作ります。
めちゃくちゃ簡単だ。クラシルのレシピ動画でも尺余りするぞ。
そんな冷ややっこをフランス料理っぽく盛り付けるとこのようになります。
なんの食材かわからない
豆腐ってこんなに白かったっけ? 見た目に特徴が少なすぎないか?
白くて四角い豆腐は、ネギや醤油といったオプションがあるからこそ豆腐と認識できるんですね。冷ややっこはそれぞれのパーツをバラバラにしてはいけない。
- 見た目
☆☆- 美味しさ
☆☆☆- フレンチポテンシャル
☆☆
トンカツ
最後はトンカツを作ります。
家で揚げ物を作るのはハードルが高いですが、これも一から作っていきますよ。
家で揚げ物を作るのはハードルが高いですが、なんとか完成させることができました。
そしてこのトンカツをフランス料理っぽく盛り付けると、このようになります。
肉2きれ
ソースの上にカツを置いている。まさかトンカツもソースの上に乗るとは予想できなかったでしょうね。
そして健康を全く気にしていない量のキャベツ。ここまで少ないと潔くていいです。
自分で盛り付けておいてなんですが、フランス料理っぽさを突き詰めると自然とこうなりました。
逆にフランス料理のレストランで、キャベツ山盛りのトンカツが出てきたらちょっと安心しちゃうな。
- 見た目
☆☆☆☆- 美味しさ
☆☆☆☆☆- フレンチポテンシャル
☆☆☆☆
まとめ
このように、盛り付け方を変えるだけで料理の印象は大きく変わってしまいますね。
そして基本的にフランス料理の盛り付けでは「少量」になるようです。だからコース料理とかなんだな。
今回は和食をフランス料理っぽく盛り付けましたが、他にもいろんなジャンルを盛り付けても面白そう。
チャーハンとか餃子といった中華料理もフランスっぽく盛り付けたらどうなるんだろうな。
(執筆:TEAMラゲシマ)