闇鍋っぽく好きな食材を持ち寄ってあんみつを食べる『闇あんみつ会(暗蜜会)』を開いてみた

 

はじめまして、千鳥あゆむと申します。

 

唐突なのですが、私は甘い食べ物が異常に好きです。

日々の生活といえば、ケーキをホールで食べたり、菓子パンやアイスを一日に何個ももりもり食べたり……。

「健康」の2字からは目を背けつつ、コツコツと血糖値爆上がりな生活を積み重ねております。

 

で、甘いお菓子であれば和洋問わず大体好きなのですが、「少し困るなー……」と物申したくなる甘い食べ物があります。

それは……

 

あんみつです。

 

▲最近食べた両国駅の美味しいあんみつ。この画像を記憶したまま記事を読み進めてください。

▲最近食べた両国駅の美味しいあんみつ。この画像を記憶したまま記事を読み進めてください

 

今回は、私があんみつに困る理由と、その解決法として行なった施作をお届けします。

(解決法だけ見たい人はこちら

 

 

あんみつに困る3つの理由

 

ここでは、私があんみつに困惑させられる理由を3つ書き連ねていきます。

きっと共感できるものもあることでしょう。

 

1.食材の癖が強め

 

みなさん、あんみつの定番食材を思い浮かべてください。

寒天、赤えんどう豆、杏、みかん、求肥、白玉、サクランボ、栗、あんこ、黒蜜、アイスクリーム……。

ざっと思いついただけでもたくさんの食材が名を連ねました。

これら、ぜんぶ結構クセがあると思うのです。日常的にたくさん摂取しない食材も多そうです。

 

そして、あんみつの場合、基本的にお店に一種類しか用意していないことが多いです。ケーキや珈琲はいっぱいあるのに……。

そしてあんみつ欲が高まって甘味処や喫茶店に入ったのに、いざメニュー表と対峙して「ここの店のあんみつは苦手な食材があるからどうしよう」と悩まされることもしばしば……。

 

2.おいしすぎるけど全部の食材が少しずつ

 

あんみつは、大体の場合には「沢山の食材が少しずつ盛られている」構成となっています。

なので、「あ!このアンズおいしい!」と喜ばしく感じても、あんみつの盛られた器の中にはアンズがひとつしか入っていないなんてことも日常茶飯事です。

一時の幸福を経た後に、「もっと味わっておけばよかった……」と後悔します。

 

そう、あんみつの器には絶妙な「もっと食べたい」が散りばめられているのです。

しかも、多くの甘味処や喫茶店では、ラーメン屋のように「あんみつ特盛」なんてメニューは存在しません。

 

私たちは決まった量のあんみつを食べることを求められているのです。

でも、たまには、好きな具材だけ集めたあんみつを満足するまで食べてみたくないですか?

私は、食べたい。

 

3.食材に冒険が足りない

 

あんみつの構成要素はだいたい白玉、寒天、蜜豆、フルーツ、アイスなどではないでしょうか。

もちろん、そうじゃない店もあるでしょうが、基本的には保守的な印象。

 

もっと挑戦してみても良いのではないだろうか。

 

例えば、トマト味のケーキだとかトンカツパフェだとかのように……。

個人的には、あんみつにも他のスイーツのような冒険したメニューを開拓していってほしいという想いがあるのです。

しかし、現状では「確実においしいに決まってるじゃん……」というメニューばかり。

 

解決法はただひとつ。私たちが新しいあんみつを作れば良いのだ

 

そんなわけで、あんみつにはたくさんの問題があるわけです。

甘いもの愛好者の私は日々あんみつに悩まされているわけなのですが、どうにかして解決したい……!

ない頭をギュッギュと絞って、ひとつの解決法を思いつきました。

 

「好きなものを持ち寄って好きなだけ食べるあんみつ会」

をやれば良いのでは???

 

さっそくやりました。

では、その模様をお伝えします。

 

闇のあんみつ会「暗蜜会」をやってみた

 

7月某日。都内某所。開催してしまいました。

さかさまダイアリーというブログを運営しているもひもひさんと、クレスタライターの少年Bさんと共同で運営をさせていただきました。

 

会場には、「あんみつに入れたい食材を持ってきて!」というふわっとした指示を受けた参加者のみなさんが集まってくれました。

開催日直前の連絡であったため、「3,4人集まってくれればいいかなー」と思っていたのですが、なんと9人も集まってくれました。

みなさん、あんみつへの意識が高い。

 

場所は、レンタルスペースとして貸し出されているマンションの一室を活用しました。最近はそんなサービスがあるんですね……。

 

▲「企画概要」と書くと真面目そうかなって思った

▲「企画概要」と書くと真面目そうかなって思った

さて、皆さんが集まった後は、闇鍋の上位互換の闇あんみつ会、名付けて「暗蜜会」の趣旨をスライドで訴えました。

この名称は特に浸透していないのですが、いい名前だと気に入っています。

 

食材のお披露目会

 

会の趣旨を強引に説明したあとは、参加者が各々自己紹介し、自分が持ってきた食材の紹介をしてもらいました。

その中から、個人的に印象に残ったものを以下に抜粋してご紹介します!

 

個性が強い食材たち

 

▲あんみつにはない「和」が持ち込まれている

▲あんみつにはない「和」が持ち込まれている

金箔!! 豪華なあんみつができそうです。

キムチやサクラエビは甘味からは程遠いようなのですが、どうなのでしょう。

冒険心がすさまじいですね。あと、全体的に豪華でおめでたい感じがします。

 

▲豆腐ってこんなに種類あるんだ……

豆腐そうめん、ゴマ豆腐、枝豆豆腐など五種類もの豆腐を持ってきた方がいました。

あんみつ×豆腐という発想を徹底的に探求していくようです。

 

▲ここらへんからおつまみっぽさが出てきた

ほしいもとウィンナー。

お芋のスイーツってありますし、ほしいもは期待ができそうです!

ウィンナーは完全に甘味からかけ離れています。その力は未知数……。

食材紹介の際には、会場からどよめきと笑いが起きていました。

 

また、私が持ってきたのはこれなのですが↓

▲自信満々で用意した、お菓子の飾りつけに使うやつ、はっさくの缶詰、みかんゼリー

他の参加者でもなんと、

▲同じくケーキのカラースプレーやアラザンのほかに、メッセージプレートやバニラエッセンスなど……

ネタ被り!!! しかも私よりすごい豪華!!

 

といった感じで、同じ食材を持ってきちゃう闇鍋っぽい出来事も含め、食材の紹介の時点でたいへん盛り上がりました。

 

食材を全部並べてみた

 

また、1人ひとつずつ持ってきてくれればよいと思っていたのですが、みなさん予想以上に多くの食材を持ってきてくれました。

みなさんの気合がすごい……。

 

遅刻して参加してくれた方以外の商品を並べて、記念撮影しちゃいました。

▲ずらりと並ぶあんみつの食材。生活ができそう

押収物感がすごい。

……あんみつの材料というより、おつまみ系のものが多いかもだけど、どうなっちゃうんだろう。

 

盛り付けてみたよ

 

これだけ食材があれば想像力が無限大です。各々、自由に盛り付けてもらいました。

主催側で寒天・あんこ・黒蜜は用意しているので、それらをベースに各々好きな食材をトッピングしていく形となりました。

 

こちらは筆者の作品です。「ゆめかわあんみつ」↓

▲女子高生に食べてほしい。

原宿の高校生にウケそうなあんみつをイメージしました。

カラースプレーと求肥(ぎゅうひ)のカラフルさでゆめかわ感を出したかったのですが、伝わるでしょうか。伝わりますよね!!!

 

味は、ヘルシーなケーキを食べているみたいでした。そして、チョコと黒蜜が意外にマッチしていて驚きました。あと、のどがすごい渇く。

では、他の参加者さんの作品をまとめて紹介していきます。

 

美味しそうなあんみつ

 

フルーツやお菓子の飾りつけの食材があったため、キラキラしたあんみつがいくつもありました。普通においしそうです。

また、グラスに少量だけ食材を盛っている参加者が多く、なんだかオシャレ度が上がっているように思えました。

 

▲フルーツとアラザンがピカピカしていてかわいい。かき氷のシロップを入れるとグラスの底の方に赤い色をつけることができる小技があちこちで使われていた

 

▲手軽にあんみつっぽさを出せる求肥が大人気食材でした。宝石みたいなあんみつですね

 

▲桜えびがきれいに盛られています。あでやかな色調で、お正月のような浮かれ具合があるあんみつです

 

哲学系なあんみつ

 

ここから先は、「あんみつとはなんなんだ」という哲学に突入します。

 

▲あんみつのサンドイッチ添え!?斬新すぎる……。卵サンドに金箔と黒蜜がかかっています

 

▲豆腐、あんこ、きな粉、黒蜜などが盛られたあんみつ。ほぼ豆腐

 

▲バジルあんみつ。しょっぱいらしい。とてもいい匂いが漂っていました

あんみつの定義とは一体なんなのか。

私たちはとんでもないパンドラの箱を開けてしまったのかもしれません。

 

ほんとうはもっとたくさん紹介したいのですが、このくらいにしておきます!

 

総括

 

自由にあんみつを作ってもらう企画、参加者それぞれの個性が多分に出ていました。

 

会の中では、

  1. 寒天の代わりにナタデココを入れるといい感じ
  2. グラスに少量作るとオシャレ
  3. かき氷のシロップで色付け

などのあんみつ作成テクニックが開発されました。使う機会あるのかな……。

 

あと、自分の好きな食材を好きなだけ盛ることができるのはうれしいですね。

自分で盛り付けのデザインを考えることができるのも、店員さんになったようで楽しいものです。

 

また、参加者のあんみつの幅広さに、あんみつには無限の可能性があると確信しました。

そして参加者の誰もが、あんみつとはなんなのかわからなくなって帰路についたことでしょう。

各々のあんみつの認識に混乱を及ぼす企画となりました。

 

味の保証はしませんが、ワイワイと盛り上がるのは間違いないと思うので、みなさんもぜひやってみてください!

 

▲どう見てもあんみつを食べている光景

 

(おわり)

写真提供:もひもひさん、少年Bさん、じきるさん

Profile

千鳥あゆむ
千鳥あゆむ
ライターをたまにやっている会社員。実は、小学校の非常勤講師を1年だけやっていたことがあります。子どものほうが頭がよかったです。あとは、よく食べます。淡々とのうのうと生きている。
個人ブログ『とりめも