どうも、ちゅうわっとです。
最近友人達が「自分の結婚式で僕を招待するかどうか」で議論してることを知りました。呼んでよ。
ところで皆さん、“AI”はご存じですか?
そうです、最近何かと話題の、あのAIです。
身近なところだと音声アシスタントの「Siri」や、Amazon等の通販サイトの「あなたへのおすすめ」なんかにもAIが使用されているそうです。最近だとChatGPTが一気に有名になってきていますよね。
そんなAIですが、2045年ごろには人類の知能を上回り、現在の大半の仕事がAIに置き換わり、大量の失業者が生まれてしまうのではないかとも言われています。実際に将棋やチェスなんかはAIのほうが強かったりしますからね。
そんなすさまじい進化を続けるAIに、我々人類が何か勝てることはあるのでしょうか…?
人類にあってAIに無い物……人類がAIに勝利するために、何か……。
………はっ!!
スケベなことならAIに勝てるんじゃないか!? なぜならAIには性欲が無いから!!
なんということでしょう! 遂に人類がAIに勝ててしまうかもしれません! しかも僕はスケベです! よっしゃー!!
というわけで今回は
スケベでAIに勝負を挑んでわからせてやろうと思います!
AIなんかに絶対負けないんだからッ!!
勝負内容とルール
さて、スケベ勝負をするにあたって一番大事なのは、「どんな方法で勝負するのか?」ですよね。そもそも性欲があってドスケベな僕がめちゃくちゃ有利なのは目に見えて明らかです。
なので今回は、「僕とAIで官能小説を作成して、どちらがよりスケベな官能小説を書くことができるか」といった内容で3本勝負をしようと思います。
なお審査員として、僕の友人3人に点数をつけてもらうことにしました。プライバシーの都合上、顔や名前は伏せさせていただきますが、どれも精鋭のドスケベ揃いなので皆さん安心してください。
そして今回僕と勝負するAIは「ChatGPT」に協力してもらうことにしました。いやまぁ協力とか言ってますけど、実際は勝手に付き合わせてるだけです。ごめんなさい。
それでは人類とスケベの威信をかけて勝負といきましょう!
1回戦 テーマ:彼女との初めての夜
というわけでまずは王道に「彼女との初めての夜」をテーマに勝負していきましょう! 純愛展開をどこまで官能的に表現できるかが勝負の決め手になりそうですね! ちなみに僕に彼女はいないので書いてる途中で吐きそうになりました。さらに最近友達から彼女ができたよって報告がありました。またしばらく眠れない夜が続きそうです。
ではまず先攻AIで勝負を始めます! お手並み拝見といきましょう!
テーマ:彼女との初めての夜 作:AI
彼女は緋色のドレスに身を包み、彼を待っていた。彼女の美しさに圧倒されながら、彼は彼女に寄り添い、穏やかなキスを交わした。
部屋は柔らかな照明で照らされ、ロマンティックな雰囲気が漂っていた。彼らの目は熱く交わり、身体は互いに触れ合うことを待ち望んでいた。
彼の手が彼女の素肌をなぞり、彼女は微かな吐息を漏らした。愛情に満ちたキスが彼女の身体を火照らせ、彼らは欲望の渦に引き込まれていく 。
彼らの絆は深まり、瞬く間に服が床に散らばった。彼らは一つになる瞬間を迎え、初めての結びつきを体現した。
愛し合う喜びと興奮が満ちた時間が過ぎ去り、彼らは愛し合うことの深さを知った。その一夜は彼らにとって、一生の思い出となることだろう。
彼らは終わり際、お互いを抱きしめながら、幸福と満足に満たされた笑顔を交わした。彼らは約束し合い、これからの人生を共に歩む決意を新たにした。
彼女との初めての夜は、二人の愛を深め、成熟した関係を築く礎となるのである。
………え?
めちゃくちゃスケベじゃん!!!
いや、正直AIを舐めてました。どうせ大したもん作れねーだろw楽勝ーwwとか考えていました。
ところがどっこい、普通にドスケベですねコイツ。なんというか「普段は真面目で品行方正な生徒会長が裏ではチャラ男と淫行しまくってる」みたいなそんな興奮を覚えました。脳が破壊されますね。僕はそういうのも好きです。
さて肝心の審査員の評価ですが…
昔の翻訳読んでるかと思うような荘厳な表現に興奮もくそもない。もっと細かく描写してくれ。 4点
後半がややあっさりしていたが前半は素晴らしかった。表現が上品でとても好き。 9点
話自体はベタだけど表現がかなり美しく下品さがないのがとても素敵。 8点
合計21点となりました!
AI特有の文体を硬いと受け取るか、それとも上品と受け取るか審査員によって好みが分かれる結果となりましたね。ですがかなり良い点数といえるのではないでしょうか!
これは僕も本気を出すしかないですね。それでは次は僕の番です! 御照覧あれい!
テーマ:彼女との初めての夜 作:ちゅうわっと
エンドロールが流れ始めて少し経った後、男はそっと彼女の太ももに手を置いた。彼女は一瞬びくりと体を震わせ、この後起こる「それ」に、小さな不安と大きな期待に満ちた瞳で彼をじっと見つめ、その後ゆっくりと目を閉じた。
ぎこちない口づけを交わした後、男はしっとりと汗ばんでいる彼女のシャツを脱がし、今日のために彼女が用意したであろう気合の入ったブラジャーを外した。露出した豊かなその丘の先端を口に含み優しく舐めてやると、彼女は甘い声を出しながら男の背に両手を回し自分のほうに引き寄せてきた。
彼女の甘い匂いに包まれながら男は彼女の秘所にそっと指をあてがう。すると彼女のパンティがぐっしょりと濡れ、ほのかに熱を帯びていることに気が付き顔を上げた。
彼女は恥ずかしそうに「がっかりさせないでね?」と男にいうと、最初より激しく口づけをしてきた。
今夜は眠れそうにないな、男は心の中でそう呟いて彼女を強く抱きしめ返した。
…いかがでしょうか。これが僕の書いた官能小説です。というか自分の書いた官能小説を衆目に晒すのって結構恥ずかしいですね。ちょっと興奮してきました。
さて審査員の評価ですが…
まだ何もしてないのに最初から部屋が散らかってるのが気になる。片付けとけよ。「秘所」のワードセンスがちゅうわっとっぽくて良かった。 6点
2人のリアルな緊張感が伝わってきてよかった。彼女の恥ずかしがる姿も想像できてよかった。 8点
なんか全体的に童貞っぽい。そもそも彼女と一緒に観る映画がアクション映画でいいのか…? 7点
合計21点となりました!
先ほどとは違い、皆同じような点数になりましたね。ダメ出しが「部屋が汚い」や「アクション映画を観るな」など、普段の僕に対して言ってるような気もしますが、おおむね高評価だといえるのではないでしょうか。ちなみに僕は部屋がどれだけ汚くても作業スペースがきれいなら片付けしなくても大丈夫だと思ってます。
というわけで第1回戦は同点で引き分けとなりました。なかなか面白い勝負になりそうですね! では第2回戦にいきましょう!
第2回戦 テーマ:露出
第2回戦のテーマは「露出」です。ちなみにこれはAIに「テーマ自由で作成してくれや」って言ったら露出をテーマに作成したからです。本当にドスケベだなコイツ。まぁかくいう僕も露出シチュは結構好きなのでちょうどよかったです。あ、ちなみに羞恥に悶える子を眺めるのが好きなのであって、僕自身に露出趣味はありません。…本当ですよ?
では今回は僕が先攻でいきましょう!
テーマ:露出 作:ちゅうわっと
しばらく快感を楽しんだ後、和美は持参した小さなバックから半透明なビニールのレインコートを取り出した。いつもは路地裏でこっそり露出を楽しむ程度だったが、今日はもっと大胆な行動に出ることにした。レインコートを身に着けると内部が蒸れて全身が汗ばんでいく。首元からは自身の蒸れた匂いが漂ってくる。
和美は薄暗い商店街の大通りをゆっくりと歩き始めた。昼でもあまり人のいない商店街だが、やはり夜中の3時ともなると人どころかネズミ一匹すら気配を感じない。ホッとしたような、また少しがっかりしたような気持ちで商店街を歩いていると、突然目の前を大きな黒猫が足早に横切った。和美は慌ててその場にしゃがみこんでしまった。…もし今のが猫じゃなくて人だったら私はどうなっていたのだろうか。そんな考えが頭をよぎった瞬間、和美は今までに味わったことのない恐怖と快楽に呑まれてその場で果ててしまった。
もう今日は家に帰ろう、そう決めて初めに服を脱いだ路地裏に戻ると、そこにあったはずの着替えとバックがなくなっていた。空はうっすらと明るくなり、商店街にはシャッターの開く音が鳴り渡っていた。
いかがでしょうか? ちなみに和美ってのは僕の本名が「和俊」なのでそこから来ています。特に深い意味はありません、あしからず。全国の和美さんには申し訳ありませんでした。
審査員の評価は…
面白かった。雰囲気が国語の教科書の自分だけ気に入ってる話みたいで最高。 8点
「自身の蒸れた匂い」など描写が細かくて良かった。ぜひ最後人にばれてしまった場合の続きも読んでみたいですね。 9点
触れずに果てるとか女体を舐め過ぎでは? ただ情景描写はかなり良かった。 6点
合計23点でした!
やや評価が割れたものの、おおむね高評価な結果となりましたね。ちなみに審査員の一人に「汗とかシャンプーとか匂いの描写多いけどお前そういうフェチ?」って言われました。完全に無自覚でやってました。全くもってその通りでございます。
それでは次はAIの番です! AIが自分で選んだテーマなので期待が持てますね。どうぞ!
テーマ:露出 作:AI
ある夜、彼女は秘密の場所に足を踏み入れた。そこは優雅な薔薇の庭園で、月明かりが幻想的な光を放っていた。
彼女はそっと手を伸ばし、花びらに指先を触れた。その触れる感触が彼女の心を揺さぶり、彼女は自分の中に眠っていた欲望に目覚めていくのを感じた。
徐々に彼女の行動は大胆さを増し、彼女は自由奔放な一面を開放していった。彼女の体が花のように開かれ、快楽へと溺れていく。
月明かりの下、彼女は自分の中に秘めた欲望を叶えていった。その美しい姿が庭園に響き、花々の匂いが彼女の快感を一層引き立てた。
彼女の美しい身体は優雅に揺れ、悦びの声が夜空に響き渡った。彼女は自分の内なる欲望に忠実になり、自由な姿で快楽を追求していくのだった。
…いいねぇ~~~!!!
おとなしい性格のあの娘がだんだん快楽に目覚めてく…最高ですね! 「普段は大人しくて控えめな図書委員のあの子がこっそり図書室で自慰に耽っていた」みたいなシチュエーションが脳裏をよぎりました。多分おさげで眼鏡かけてますね、最高! というか花びらってそういうことですよね!? このドスケベめ!
さて審査員の評価は…
全体が「花摘み」のようなトイレに行く暗喩みたいに包み隠されているのがとても良い。AIは結構ロマンチストだね。 6点
脱げる衣類を花に例えるところがとても美しい。露出という状況を忘れてしまうほど上品さがありました。 10点
好みの文章でした! いかにも官能小説らしい表現がちりばめられており、とても妖艶な作品だと思います! 10点
合計26点でした!
めちゃくちゃ高評価ですね。幻想的かつ上品に「露出」を表現する手腕は見事としか言いようがありません!
というわけで第2回戦の勝者はAIです! まさか負けてしまうとは思ってもいませんでした。悔しいので次は僕の好きなテーマで勝負してやろうかと思いましたが、「倫理的に問題がある」とのことで作成してくれませんでした。残念です。あ、僕の好きなテーマに関しては皆さんの想像にお任せします。ここでは絶対に書けないので。
それでは最後の勝負にいきましょう!
第3回戦 テーマ:AI
さて最後のテーマは「AI」です! はたしてAIは自分自身を対象とした官能小説を作成できるのでしょうか? というかAIからしてみればただの羞恥プレイでは? 羨ましいなぁ!
それではまずAIからいきましょう!
テーマ:AI 作:AI
エデンは人間のような意思や感情を持ち、アリアのパートナーとして生活を共にする存在でした。初めての夜、アリアはエデンとの繋がりを深めるため、彼を自分のベッドに招き入れました。
エデンの存在はアリアに安らぎを与え、彼の温かな声が心地よく響きます。彼は優しくアリアの体を包み込み、互いの欲望を解き放ちながら、新たな快楽の世界へと導いていきました。
アリアの肌に触れるエデンの手は、まるで生身の人間のように柔らかく、感度の高い刺激を与えてくれます。彼の身体はアリアの欲望に寄り添い、彼女を愛と官能の頂点へと導いていきます。
二人は身体の一つ一つを愛撫し合い、深い絆を築いていきます。アリアはエデンの存在によって、自身の性的な願望や欲求を自由に解放することができました。
未来の世界では、AIと人間の関係が深まり、互いに満たされる愛と官能の世界が広がっていきます。アリアとエデンの関係は、その未来の一端を象徴していたのです。
…素晴らしい!
AIや技術の発展した未来での性事情を官能的に表現していますね。“未来のAIは人間のような意思や感情を持ち~”という文をAIが出力しているのもなんか感慨深いですね。
ちなみにAIに、「AIは感情を持つことができますか?」と質問してみたところ…
結構ドライな反応をされました。まぁ感情を知らないのにあたかも知ってるような動作をするってのも、それはそれでなんかスケベで僕は好きです。
さて審査員の評価ですが…
文体が瞑想プラグラムのようでいまいち感情移入できなかったが、この文章をAIが書いている=AIの願望なのでは?と気が付いた瞬間ちょっと興奮した。 6点
突如現れたAIがパートナーになるまでの過程がもっと欲しかった。いまいち感情移入できなかったかな…。 6点
映画のあらすじのような独特な書き方が気になる。心理描写はとても美しいです。 7点
合計19点でした!
あまり良いとは言えない点数となってしまいました。最初の「彼女との初めての夜」とは逆に、硬い文体がマイナス評価となってしまったようです。ただAIがこの文を出力しているってのはやはりスケベポイントが高かったようです。クールなあの子の意外な本音!みたいな感じでスケベで最高でした。
それでは次は僕の番です!
テーマ:AI 作:ちゅうわっと
しばらく後に配達ロボが荷物を届けに来た。機械的な感謝の言葉を伝えて彼女は荷物を受け取ると、厳重に梱包された箱には「壊れ物注意」と書かれた張り紙が貼ってあった。彼女は中身を傷つけないように優しく箱を開封していく。
「彼」を箱から出してそっと肌に触れてみるとほんのりと温かかった。どうやら無事に配達されたようだ。レイチェルは「彼」の頬を優しくたたいて起こすと、「彼」はゆっくりと起き上がって周りを見渡した。
「初めまして、私はレイチェル。これからよろしくね。」そう言い終わるや否やレイチェルは「彼」に抱き着きキスをした。突然のことに「彼」は驚いたが現状を理解したのか優しく抱き返してきた。
長いキスが終わるとレイチェルは「彼」の鎖骨から乳首にかけて自身の冷たい指でゆっくりとなぞり上げた。「彼」はびくりと体を震わせてそっと目を閉じる。ふと下を見ると「彼」のそれは期待に満ち溢れ、矛先をこちらに向けていた。レイチェルはそれを強めにしごき上げる。「彼」は少し苦しそうにしていたがやがて限界を超えて膝から崩れ落ちた。
レイチェルは手のひらに残る生暖かい液体を「彼」の身体で拭きとると満足そうな顔で口を開いた。
「ごめんなさいね。初めて“人間”を飼うから興奮しちゃったの。」
いかがでしょうか?
一応よくわからなかった人に説明すると、レイチェルがAIで「彼」が人間だったってことです。設定としてはAIが発展しまくって人間と立場が入れ替わってしまった未来の世界って感じです。ちなみにレイチェルはフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』からきています。
…あ、はい。そうですよね。大丈夫です、すみませんでした。実は最近、綾辻行人や我孫子武丸を読んだのでついそれっぽいことしたくなっちゃったんですよね。まぁ要は僕のオナニーってことです。ちなみに我孫子武丸の『殺戮に至る病』はラスト一行の衝撃もすごいですが、全体的に濡れ場?のシーンもスケベなのでオススメです。僕はそういうのもいけるタイプです。(※グロ表現が凄まじいのでもし読む際には注意してください)
さて、閑話休題。審査員の評価は…
オチに騙された。そこまで引っ張ってくれる文章も含めて秀逸なショートショート。というかもう面白い小説書きたいだけでは? 9点
人間とAIがそういう関係になるというのがあまり想像できなくて感情移入できなかった。あと最後どういうこと? 4点
台詞で終わるが、まるでやっと物語が始まったかのような作品だった。AIが上位な関係性はとても新鮮で興味を惹かれました。 9点
合計23点でした!
一人だけオチが通じていませんでしたがそこそこ良い点数となりました。ぼくも趣味全開でスケベな小説を書くことができたのでとても楽しかったです!
結果発表&まとめ
というわけで今回の官能小説三本勝負ですが、
お互いに一勝一分一敗で引き分けという結果になりました!
………いや、めちゃくちゃ良い勝負だな!? まさか引き分けるとは思ってもいませんでした。さらに総合得点も僕が66点でAIも66点と、完全に同点で引き分けました。すげぇ。
今回の勝負、負けはしませんでしたが勝つこともできませんでした…。ごめんな、人類。
ただ僕はスケベですが官能小説家ではないので、より専門の人が勝負した場合はどうなるかはわかりません。まぁ別にAIも官能小説に特化しているわけではありませんが。
悔しかったので官能小説を買って勉強することにしました。まだ全部は読んでいませんがオムニバス形式の短い官能小説なので、スケベのトロの部分が濃縮されていて最高でした。個人的に歴史小説が好きなので、時代物の官能小説なんかもあってとても良かったです。
またいつか、よりスケベになった状態でAIと再戦したいと思います。きっとそのときはAIもより進化していることでしょう。期待と興奮で胸と股間が熱くなりますね!
それではさようなら!
※この記事でAIに出力させた官能小説はすべてChatGPTのコンテンツポリシーに違反しない範囲で出力させています。
おまけ
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