神奈川県茅ヶ崎市で見つけたグルメ『豚の半殺し』の正体を探る

 

皆さんは「ご当地グルメ」というものをご存知だろうか?

ご当地グルメとは、47都道府県の各県で親しまれている昔からある郷土料理や、町おこしのために新たに生まれたB級グルメのことを言う。

 

そんなご当地グルメの中には、まだ少数の人の目にしか触れられずに暗がりの中でうずくまっている深層ご当地グルメなる物が存在する。

そんな深層ご当地グルメの中でも特にキケンな物を出しているお店が、神奈川県茅ヶ崎市にあるという噂を今回取材班は聞きつけた。

 

 

恐怖の「半殺し料理」!?

そのお店がここ! 『料理天国 いわた』だ!

レトロな昭和感のある味のある食堂……。特にこれといって危険さは感じられず、むしろお腹がかなりすいているので早く中に入ってご飯を食べたいという気持ちしかなかった。

外には美味しそうなメニューがたくさん載っており、カレーライス、天丼、ざるそば、寿司、豚の半殺し定食……ん?

 

豚の半殺し丼

なななっ! なんじゃこりゃゃゃゃゃゃゃっ!!!!!

看板には「豚の半殺し定食」の文字が!!!

残酷だ! 庶民的な食堂には絶対に書いてはいないはずの「半殺し」の文字に、思わずびっくりしてしまった!!!

 

この店の中は、核の炎に包まれ世紀末を迎えてしまったとでもいうのか?

まさか、豚を生きたまま肉を削ぎ落として提供しているのだろうか? いやいや、そんなことはこの安全な国ニッポンでできるのか? てか動物愛護団体とか黙ってないよね? 謎が謎を呼ぶ!

俺はこの「半殺し」の意味を知るために店に入り、謎を解き明かすことにした。

 

「半殺し」料理は居心地のよい定食屋で振舞われる

お店

お店に入ってみると、思っていたような世紀末チックな店内ではなく、とても居心地のいい庶民的な定食屋さんだった。

 

店内

壁には何故かダーツが……。このミスマッチ感がとてもたまらない。

 

案内された席に着きメニュー表を眺める。

俺は根が食いしん坊なので、どんなお店に行ってもメニューをくまなく見るのだが、今回は不可能だと思った。

だって、だって……。

 

メニューが多すぎっっっっっ!!!!! 店員さんに聞いたところ151種類は超えているらしい。

いや、151種類って初期ポケモンかよ!!!

 

それはともかく、豚の半殺し定食を頼もうとしたのだが、店長さん曰く「豚の半殺し丼の方が美味しいよ」とのことなので丼の方を頼んでみたぞ!!!

 

これが「豚の半殺し丼」だ!!!

そしてこれが、豚の半殺し丼だ!

今のところ豚肉を使っていること以外、大きく変わったところはない。「半殺し」要素が見当たらないぞ。

となると、味になんらかの秘密があるのかもしれない……。とりあえず食べてみる事にした。

 

店長さんオススメの食べ方だという、豚肉を目玉焼きの黄身にくぐらせて食べる『秘技!黄身ディップ』で食べてみた。

 

おやまあ……おやおやまあまあ……。

この豚の半殺し丼、容赦なく辛いぞ! 辛いものが得意な俺でも額にじんわりと汗をかくくらい辛い。しかし目玉焼きの黄身が優しく、辛さをつつみこむ……。

これは! ご飯が何杯でも食べられるやつじゃないか!!!

 

そして俺は店長さんに「もしかして、食べた人が辛さで死にそうになるから半殺しなんですか?」と聞いたところ、笑顔で厨房からあるものを出してきた。

 

「半殺し」の正体

普段はお客さんには出さないらしいのだが、「今回は特別に」と赤い野菜の漬物を持ってきてくれた。

食べてみてほしいと店長さんに言われたので、食べてみると……。

 

びぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃっっっっっっっ!!!

めちゃくちゃ辛いじゃないか!!!!!!

 

舌を容赦なく辛味が刺激してくるのだが、後から高菜のような風味が押し寄せてきてとてもうまい!! お酒のあてに食べたい!!!

 

そして俺のリアクションを見た後、店長さんは「野沢菜はんごろしキムチ漬」と書かれた漬物パックを持ってきてくれた。

どうやら、はんごろしキムチと豚肉を一緒に炒めたから「豚の半殺し」という名のメニューが生まれたみたいだ。

 

まとめ

 

神奈川県茅ヶ崎市にある、料理天国 いわたの「豚の半殺し」は、豚肉と激辛キムチ漬を一緒に炒めた、辛くて美味い料理だった!

 

ちなみに俺は「これ茅ヶ崎新名物になりますよ!」と絶賛したが、はんごろしキムチは長野県の特産品らしい

……そりゃあ茅ヶ崎名物に出来ないわな!!!

 

おわり

 

(おわり)

取材協力:料理天国 いわた

Profile

佐藤花太郎超異次元ライター
1994年生まれ岩手県出身。意味不明な記事を飽きずに垂れ流すアホ。ドーナツの穴を食べる方法を10年間研究し続けている。
個人ブログ『観賞用 ばか