クレイジースタディ 月刊ビカクシダの田中さん

ビカクシダって誰？国籍は？恋人はいるの？引退疑惑に特徴・性格プロフィールも

 

こんにちは。
月刊ビカクシダの田中です。

ビカクシダ

みなさんは「ビカクシダ」という植物を知ってますか？
珍奇なビジュアルで心を奪い、多くの人間どもを沼に突き落としています。

説明するより聞くのが早い。

「本日のゲスト！　ビカクシダのアルマダちゃんです！」

ビカクシダ 　アルマダ
マスク生えてる……！

 

ビカクシダの性格は？

「よろしくおねがいしまーす」

「マスクいる？　いらなくない？」

「これはマスクじゃなくて貯水葉です」

「貯水……葉？」

「名前のとおり水を貯めるための葉っぱです」

ビカクシダ 貯水葉

これが貯水葉です

「体を包むように成長するんだね！」

「お水を自分で調節する超ハイスペックな植物です」　　　　　

「すごい。やるじゃんビカクシダ」

「ほっといても育っちゃう」

「あんまり水やりしなくても大丈夫？」

「1週間に1回ぐらいあげればOK」

 

 

ビカクシダの本名は？

「ビカクシダって “コウモリラン” とも呼ばれるけど、どっちが本名なの？」

ビカクシダ コウモリラン 違い

まぎらわしいよね

「本名はビカクシダです」

「シダなんだね！　ランじゃないの？」

「ビカクシダはランじゃありません」

ビカクシダ はランではない

シダです。

「シダ植物なんだ」

「シダです。シダなんです」

「じゃあコウモリランってなに？」

「コウモリに似てるからじゃない？」

コウモリラン 花は咲かない

たしかにコウモリっぽい

「あだ名みたいなもの？」

「たぶん。でもランではなくシダ」

「ランではなくシダ」

 

 

ビカクシダの出身は？

「アルマダちゃんはどこから来たの？」

「マダガスカル。アルマダのマダは、マダガスカル地方のマダ」

マダガスカル産 ビカクシダ

正式名称：アルシコルネマダガスカル

「ちなみにこれはアフリカ産」

アフリカ産 ビカクシダ

正式名称：アルシコルネアフリカ

「あ。ちょっと違う」

「この品種にはマダガスカル産とアフリカ産の2種類がいるよ」

「やっぱりあったかい国が好き？」

「うん。寒いのキライ」

「他の国でも生えてるの？」

「ビカクシダの原産地はこれだ！」

 

「他に違いはあるの？」

「アフリカ産は日光に強いけど、僕にはもっと優しくしてほしい」

ビカクシダとクマ

突然のかわいさアピール　

「植物って太陽の光が好きなんじゃないの？」

「苦手な品種もいるよ」

 

 

ビカクシダの特徴とは？

「ちょっとこれ見て」

「すげえ美肌」

「日焼けキライ。僕は毛も生えないし…」

ビカクシダ 毛

毛？

「…………………………え？」

「…………………………うん」

「…………………………植物だよね？」

ビカクシダ もふもふ

モフモフモフモフモフモフ

「細かい毛がモフモフしている」

「これは星状毛といって、ビカクシダに生える毛です」

「ビカクシダに……生える毛！？」

「星状毛のスゴイ特徴はこれだ！」

 

「ちなみに僕のように、毛が生えないビカクシダもいるよ」

 

ビカクシダに恋人はいるの？

「それな」

「…………………………（ゴクリ）」

ビカクシダ 培養中

パアアアアアアア

「まぶしー」

「これは胞子培養中のビカクシダです」

「これ全部ビカクシダ？？」

「うん。次はこれみて！」

ビカクシダ 　肺葉

「お？　おおおおおおおおお？」

「これは子株です」

「こかぶ？」

「ビカクシダは胞子と子株の2種類で繁殖します」

 

「遺伝子を残そうとするパッション」

「止まらないパッション」

「子株ってクローンなんだよね」

「え…………？　マジで！？」

「DNAが一緒だから、同じ形のビカクシダに成長するよ」

 

ビカクシダ 　子株

 

引退するって噂はホント？

目

スッ

「普通のビカクシダに戻りたい」

「アルマダちゃん…………」

「もう秋だし。寒いし。ぬくぬくしたい」

「ビカクシダって冬はどうするの？」

「休眠する。いわゆる冬眠だね」

「最高か」

▲提供：@huzi516

「これが休眠？」

「わざと枯れてエネルギーを使いすぎないようにするの」

「わざと……？　枯れる……？」

「人間もたくさん動くとお腹がすくでしょ？」

「うん」

「ずっーと寝てたらお腹すく？」

「寝ててもお腹すくよ」

田中さ。空気って読める？

「ごめんなさい。すみません。すきません」

「余計なパワー使わないように休眠するの」

「これって元に戻るの？」

▲提供：@huzi516

「すごい！　元にもどってる！」

「春になると目が覚めるよ」

 

「春になったらまた会えるよね……？」

ビカクシダ 空

遠くを見つめるアルマダちゃん

「ビカクシダは肥料が大好きです」

「肥料」

「あなたのスタンプ代が肥料になります」

「…………スタンプ？」

「（宣伝しやがったよ……）」

「いい肥料が飲みたいの」

「グルメだねアルマダちゃん」

「さっき余計なパワー使ったから……」

「買う。買うから。もうわかったから」

 

まとめ

「はい！　今日のおさらい！」

「はい！」

「串カツの」

「………………え？」

「串カツの？」

「………………………………田中？」

「はい！　正解！」

「…………………………」

「ビカクシダは？」

「…………………………（ゴクリ）」

「ランではなく？」

「…………………………シダ？」

 

はい！正解！

（執筆：月刊ビカクシダの田中さん）

ABOUTこの記事をかいた人

ビカクシダは底のない沼のようなもの。魅力に取り憑かれブログ「月刊ビカクシダ」をスタートしました。ナンダコレなビジュアルのほか不思議すぎる生態を公開中。

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